【中学理科】「力のつりあいと作用・反作用のちがい」

たけのこ塾

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公開日: 2020年10月08日

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中学理科が苦手な中学生に向けて、動画を作成しています。

今回は、中学3年の理科で学習する『力のつり合い』と『作用・反作用』のちがいについて詳しく解説しています。

(1)力のつり合い
⇒1つの物体に2つの力がはたらき、その物体が動かないとき

(例)
・机に置いてある本(本にはたらく重力と垂直抗力)
・糸につるされたおもり(おもりにはたらく重力と糸がおもりを引く力)
　
＜力のつりあいの条件＞
①2つの力の大きさが等しい
②2つの力は一直線上にある
③2つの力の向きが反対である

＜ポイント＞
・1つの物体にはたらく2つの力
『Aが□におよぼす力』と『Bが□におよぼす力』
　
(例)
「地球が本を引く力」と「机が本を押す力」
「地球がおもりを引く力」と「糸がおもりを引く力」

(2)作用・反作用
⇒物体Aが物体Bに力を加えるとき、物体Aも物体Bから力を受ける。
　A→Bの力を作用、B→Aの力を反作用という

(例)
・人が壁を押すとき、人も壁から押し返される
※作用・反作用の大きさは等しく、一直線上にあり、向きは反対である。

＜ポイント＞
・2つの物体が互いにおよぼし合う力。主語と目的語が逆になる

・作用「AがBにおよぼす力」
・反作用「BがAにおよぼす力」

(例)「人が壁を押す力」と「壁が人を押し返す力」

【問題】

①糸がおもりを引く力
・2力のつりあいの関係にある力は？
→地球がおもりを引く力(重力)

・作用・反作用の関係にある力は？
→おもりが糸を引く力

②机が本を押す力
・2力のつりあいの関係にある力は？
→地球が本を引く力(重力)

・作用・反作用の関係にある力は？
→本が机を押す力

※おまけ　
おもりにはたらく重力と作用・反作用の関係にある力は？
→おもりが地球を引く力

今後も中学生に役立つ解説動画をアップロードしていく予定なので、よろしくお願いします。

『タンポポとヒマワリはなぜ合弁花類なの？』の解説動画をアップしていますので、ぜひコチラもご覧下さい→ https://youtu.be/nj0D1vobgLc

#理科 #力のつりあい #作用反作用