【中学理科】「日本海側の震源が深くなる理由」

高評価: 27件

再生: 1,370回

公開日: 2021年2月04日

中学理科が苦手な中学生に向けて、動画を作成しています。

今回は視聴者の方からリクエストがありましたので、中学1年の理科で学習する『日本海側の震源が深くなる理由』について詳しく解説しています。

日本列島は陸のプレートの上に存在し、太平洋側はその下に海のプレートがあります。

海のプレートは陸のプレートに下に、潜り込むように進んでいきます。

このとき2つのプレートの境界において、陸のプレートの先端が海のプレートに引きずられ、そのひずみに耐えられなくなり、陸のプレートの岩盤が崩壊し、大きな地震が発生します。

よって、地震は2つのプレートの境目、つまり太平洋側で多く発生することになるため、震源は太平洋側に多いといえます。

また、海のプレートが陸のプレートの下に潜り込み進んでいくほど、つまり海のプレートが日本海側に進んでいくほど、より深く場所に進むことになります。

よって、日本海側に近いところで下に潜り込んだ海のプレートが地震を引き起こすと、その震源は深い場所になってしまうのです。

まとめとしては、

①震源は太平洋側に多い
②震源は日本海側にいくほど深い

今後も中学生に役立つ解説動画をアップロードしていく予定なので、よろしくお願いします。

#理科 #地震 #震源