Search image

【京大1997】必要性と十分性を意識して軌跡問題を攻略【図形と方程式】

高評価: 114件

再生: 5,040回

公開日: 2021年5月31日

✅ 難関大受験生のための公式LINE:https://lin.ee/lI7n1SJ
登録者特典&受験生向けライブあり

✅ Twitter:https://twitter.com/884_96
主に大学受験数学の情報をお届け

🌟 意欲ある中高生のためのオンライン個別指導
https://hayashishunsuke.com/lp/lecture/
こちらのページより体験授業をお申込ください。

🌟 出版社の方へ
https://hayashishunsuke.com/lp/for-publishers/
数学の書籍を執筆することに強い関心があります。
私に企画のご案内をしてくださる方は,上記ページをご覧ください。
※これまでの著作:”100年前の東大入試数学” (KADOKAWA)

ℹ️ 林俊介のプロフィール
https://hayashishunsuke.com/profile/
・栄東中→筑駒高→東大理一→東大物理学科卒
・東大二次の数学で 9 割獲得し現役合格
・2014年 日本物理オリンピック金賞
・2014年 東大実戦模試物理1位

ℹ️ ご注意いただきたいこと
・解説は林俊介独自のもので,大学公式のものではありません。
・書籍等の紹介には Amazon アソシエイトリンクを用います。

今回は,1997年の京大文理共通問題より,軌跡に関する問題をピックアップ。
条件を満たす点 Q の軌跡を求めるというものです。
軌跡や通過領域は,多くの受験生が苦手とする分野の 1 つでしょう。
特に必要性・十分性あたりの確認が難しいです。

ただし,この問題については (1) (2) の 2 段階に分かれているので,その辺りの論理は意識しやすくなっています。
まず (1) を解くことにより,s = AP によらず t = OQ = 2 が成り立つことがいえます。
点 Q は,原点を中心とする半径 2 の円 C' 上にあるということですね。これが必要条件です。
あくまで円 C' 上にある「必要がある」というだけで,円 C' 全てが点 Q の軌跡になるというわけではありません。

そこで (2) では,C' のうちどの部分が点 Q の軌跡になるのかを調べていきます。
線分 AQ と円 C が共有点をもてば,その点のうち 1 つを点 P とすればよいので,十分性が満たされます。
線分 AQ と円 C が共有点を持たないような位置だと点 P をとることができないため,その点 Q は答えには入らないことになりますね。

軌跡や通過領域の問題では,このように必要性・十分性の双方を意識するのが大切です。

なお,実戦的には様々な解き方をする人がいると思うので,今回は別解を複数紹介してみました。
色々な解法を扱えるようにしておくと,どんな問題にも柔軟に対応できるようになります。

----------
<目次>
00:00 1997年 京大 文系[1] 理系[1]
00:39 問題の状況を図示
02:03 (1) 解法1 余弦定理を用いるもの
06:57 (1) 解法2 方べきの定理を用いるもの
12:26 (1) 解法3 P(cosθ, sinθ) と表すもの
20:06 (2) 方針:十分性に注意
22:55 (2) 接線を引きその間を答えとする
26:29 (2) 別解:Q の x 座標を θ で表す
29:01 (2) 解法のまとめ
29:24 (2) おわりに

説明文の続きを見る

Pickup iconPick upチャンネル

中学理科の様々な分野について、シンプルなイラストとテキストで軽快に解説してくれています。派手さはないですが、非常に簡潔で分かりやすい動画です!

Studytube icon 96ログイン

Interview header 360 Question header 360
Studytuber banner 300

Studytube icon 96チャンネル登録

教育系のYouTubeチャンネルを運営されている方はチャンネル情報の登録に是非ご協力ください。ログイン後、読み込みボタンをクリックすることでチャンネルデータが自動で読み込まれます。

Studytube icon 96ご意見・ご感想

※お返事が必要な場合はお問い合わせからお願いいたします。