歌で覚える和歌の修辞（枕詞・縁語など）～いつも何度でもver.～

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公開日: 2018年12月08日

リクエストありがとうございました。和歌の修辞（枕詞・縁語・序詞・掛詞など）です。
枕詞は、主なものを挙げました。対応する言葉もすべてを網羅しているわけではありませんので、参考程度にしてください。
そもそも枕詞ばっかり問われることはまずないので。。

歌詞：

ぬばたまの　黒い闇夜の夢
ひさかたの　天の雲月の光
あかねさす　紫の昼の日は
あらたまの　年月春の日です
あをによし　奈良にいる
たらちねの　母は
たまくしげの　箱のふた明ける
ささなみの　近江志賀の
あしびきの　山では
くさまくら　仮の旅　露結ぶ

からころも　着ると袖と裾が
しろたへの　衣
あづさゆみ　引く張る
いさなとり　海　浜
あらがねの　土　地
ちはやぶる　神　宇治
あまざかる　ひな

ちはやぶる　神代もきかず　竜田川　からくれなゐに　水くくるとは
あしびきの　山鳥の尾の　しだり尾の　ながながし夜を　ひとりかも寝む

序詞は　長い枕詞　決まり言葉ないから自由に作る
風吹けば　沖つ白波　たつ田川　「たつ」と言いたいだけの飾り言葉

からころも　着つつなれにし　つましあれば　はるばるきぬる　旅をしぞ思ふ
衣　着る　馴れる　褄　張る　は関係ある縁語　しかも折り句　「かきつばた」

掛詞はダジャレ　松を待つ　長雨を眺める　文を踏みます
思ひの火　恋ひの火　秋は飽きる　枯れると離れる　降ると古びる
本歌取りは有名な和歌のパロディー